夢の詰まったギョウザ

エンタメに振り回されてじぶんを見失いつつある

全ジャニオタに感想を聞きたい!ジャニ楽曲×ロミジュリの増田貴久舞台が最高【ネタバレ注意】

ジャニーズをリスペクトするまっすーが好き

ジャニーズを愛しているジャニーズタレントはたくさんいる

自担こと増田貴久さんもそのうちの一人だと断言できます!

そんなまっすーが主演した舞台「Only You~ぼくらのROMEO&JULIET~ featuring Johnny's Songs」が7月12日に始まり、行って来ました!

おめでとう!

ジャニーズ愛に溢れた舞台、とにかく最高すぎて最高だった!!!

セトリ…というかロミジュリの物語に合わせたジャニーズ楽曲の選曲が涙出るくらいよかった

 

公式HP:増田貴久主演舞台「Only You(オンリー・ユー)」公式|東京グローブ座

あらすじ引用

門田(増田貴久)が所属する、とある大学のミュージカル研究会は、自主公演の客足の鈍さとメンバーの減少などにより、大学の公認を取り消されそうになっていた。

同級生の里依(二宮芽生)が出した、ジャニーズの楽曲で「ロミオとジュリエット」をミュージカル化するという起死回生のアイデア

はたして、ジャニーズ楽曲版「ロミオ&ジュリエット」は、ミュージカル研究会を救えるのか!?

まず舞台グッズが「ジャニーズバングル」の時点でまっすーのジャニーズ愛が爆発しているところが推せる

刻印に「TAKAHISA MASUDA from Johnnys」って書いてあるの…

ジャニーズだいすき増田さん…すき…

パンフで増田さんがジャニーズバングルを着用している写真があるんだけど、すごくおしゃれ!わたしもおしゃれに着けられるように頑張るね(?)

 

 

テレビでだいぶ映像流れてたけど、

以下ネタバレ注意です

 

ネタバレ注意、って書いたけど、この舞台に関しては物語についてのネタバレってまじでない!!!!だって世界最強の古典で一般常識のロミジュリだから!

ちなみに舞台は、ロミジュリ知らなくても丁寧に解説してくれる手厚さがある!優しい!

 

 

この舞台の最高の見せどころはなんと言おうと増田さんがジャニーズ楽曲を歌い踊るところだと思うから、もうネタバレとかじゃなくて、行って感じるしかない。

いまさら言うまでもなくロミジュリは大名作だから、物語の良し悪しじゃない、実際行ってみないと魅力がわからない舞台

 

とはいえ、オリジナル要素、門田の成長と恋もあるよ!

最初は増田さんが演じるキャラにありがちな、ヘタレofヘタレ、theヘタレ、門田がロミオを通してかっこいい男になっていく過程がいい

このへんの表現、難しいんだろうな。間に歌踊りがあって演技につなげていかないといけないから

 

楽曲によって増田さんの【可愛さ←-----→かっこよさ】が変わってくるのが癖になる!

振り幅がすごい、どちらも好きという感情しか生まれてこない

なにがどうとかじゃなくて感じてほしい、魅力を!

 

 

ジャニーズ楽曲に思入れがあるから、物語と組み合わさると異様に感情移入してしまう

カウコンも行くタイプのジャニオタだし、もう人生の半分を優に超える年数ジャニオタとして生きているので、血が騒ぎまくる舞台だった。

しかも主演が自担増田貴久!

ジャニーズ楽曲を通してみたロミジュリは新鮮過ぎてやばい!

 

ロミジュリ×ジャニーズ楽曲で一番やばかったのは

KAT‐TUNの「Real Face」で死ぬ覚悟をする主人公ってやばくない?

ロミオの親友マキューシオが殺害されるシーンでの、二人の「青春アミーゴ」もしんどかった

旅立つ日の綺麗な空抱きしめて…

 

わたし、結局Y&Jから離れられない

このしんどさは悲劇ロミジュリに加えて、私がリアルタイムでYJのあれこれを経験したからというのがあるというのは否定できない。

フォーリーブスからHey!Say!JUMPまで年代がいろいろな曲が選抜されてるから、年齢やジャニーズ歴が違う人が見たら、その人ごとに感情移入する曲があるんだろうなあ…

その幅広さもこの舞台の魅力だと思った。

ジャニーズ楽曲は全部シングル曲が選抜されてるけど、選曲が巧みで最高

 

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楽曲それぞれの感想

とにかくジャニーズ楽曲の選曲が良い!その理由も考えてみた

 

0.「ロメオとジュリエット組曲 騎士たちの踊り」プロコフィエフ

ソフトバンクのCM曲のあれです

☆暗転中に流れる。

 

・最初は聞き心地のいい調なんだけど、悲劇が進むにつれ不穏!な感じな調になってた。クラッシック詳しくないので印象でしか語れないけど…

・劇中劇ロミジュリと、大学生パートの切り替えに欠かせないキー曲の機能

 

1.「ブルドッグフォーリーブス

☆冒頭の顔見せ曲、モンタギュー家とキャピュレット家が睨み合うシーン

 

・衣装が!アイドル!貴族ロミオとアイドルの折衷!かっっっこいいいいいいいい。ダンサーの衣装もテイストを揃えていて、方向性を理解

・カウコン2012でまっすーが振付を忘れて踊れなくて、一番の失敗とも語ったことのある「ブルドッグ」で冒頭キメてくるのずるくない???すき

・これからの怒涛の増田貴久のかっこよさに覚悟しとけよ!って感じ

・「見ろ!俺の目を!」が、かっこよすぎてニッチもサッチもどうにもブルドッグ

・ちなみにこの曲の作曲者、都倉俊一さん(加藤シゲアキ24時間テレビで演じていた役)です!!!!

・男性だけがでてきてゴリゴリに踊るのすごいカッコいい。ダンサーさんだからガチ 

・めっちゃかっこいいのに門田パートになるとへたれてるの…ギャップ…

 

2.「Top Of The World」SMAP

☆モンタギュー家によるモンタギュー家を称える曲

 

SMAPからジャニオタの扉を開いた私は大号泣した、震えた。元々大好きな曲をまっすーが歌ってくれる奇跡に感謝。もうこれだけでチケット代回収した

手を高くつき上げるのはSMAPだとサビだけど今回の舞台では決めポーズだった

・モンタギュー家が世界一だよ!!!!!!という気持ちになる、曲がよすぎる。ロミオ筆頭にモンタギューかっこよすぎて強すぎてこれに匹敵するキャピュレットはどれだけ強いの…

 ・結局ロミオ(=モンタギュー家)は死ぬ。トップに上り詰めたSMAPが解散してしまったように、これがロミオの行く末を示唆する曲だとしたら、しんどすぎる…選曲のやばさを早くも感じる

 

3.「ウィークエンダー」Hey!Say!JUMP

☆キャピュレット家の仮面舞踏会に侵入するロミオたちのシーン①パリピ

 

・可愛すぎて無理、ウィークエンダーのアイドルラップ大好きなんだけど、それをまっすーが歌ってくれるなんて!曲が楽しい。時代背景も国境も超えてパリピ曲は響く

・ジャニオタだとあの振付をやりたくなるけど、振付は全曲オリジナルと違います

・仮面舞踏会のシーンだから仮面被ってるのは仕方ないんだけど顔が見たい…!

 

 

4.「仮面舞踏会」少年隊

☆キャピュレット家の仮面舞踏会に侵入するロミオたちのシーン②ジュリエットと出会う

 

・このシチュエーションで仮面舞踏会を歌わない理由がない!!!!この曲で血が燃えないジャニオタっているの???

・ジュリエットが目の前にいる状況での「好きさ死ぬほど」とか「いっそX・T・C 俺とX・T・C」はセクシー過ぎない?最高で涙出てきた

・仮面舞踏会のシーンだから仮面被ってるのは仕方ないんだけど顔が見たい…!その②

・ジュリエットちゃん細すぎてびびる

 

5.「ハッとして!Good田原俊彦

☆ベランダでの超有名な「あなたはどうしてロミオなの?」のシーン後

 

ロミオとジュリエットとのデュエット、はちゃめちゃに可愛い

・「君は天使さ」まっすーが天使!!!!!!!…チャンカパーナの「この世にも天使がいたんだね」と同じツッコミを心の中でしたよ

・結構ラブシーン多い舞台だということを確信

・ロミジュリ(原作)だと結構悲劇度高いシーンだけどハッとしてGoodのハッピー感がすごくて。こうやって「大学生のサークル感」を出そうとしてるのかなと思ったり 

 

6.「愛を叫べ」嵐

ロミオとジュリエットが教会で結婚式を挙げるシーン

 

・神父とロミオとジュリエットだけのシーンだけど、天使ダンサー投入してハッピーさがすごい。「愛を叫べ」の楽曲の持つハッピーオーラがすごい

・舞台が一番明るくなるシーンだった、顔が良く見える。かわいい!!!!

・ここから悲劇始まるのしんどい。ハッピー演出を強めたからこそ悲劇が引き立つよね…選曲ほんとやばい

 

 

7.「青春アミーゴ修二と彰

☆マキューシオが刺されるシーン

 

・「旅立つ日の綺麗な空抱きしめて」で親友が死んでしまうのしんどい。そして親友のために敵を討って殺してしまうのほんとにもう…

修二と彰を使うだけで、ロミオとマキューシオがどれだけ絆があるかわかってしまうのが恐ろしい。わかる、わかるよわかりすぎる。楽曲の良さについてはもう語ることがないくらいみんな知ってるでしょ?選曲の巧みさに頭を抱えてしまう

・門田はロミオを通して成長したけどシオはずっとマキューシオとあんまり変わらないキャラかな

 

8.「愛されるより 愛したいKinki Kids

☆ジュリエットが教会で仮死状態になるシーン

 

・切ない楽曲が多いと言われているKinkiをこの悲劇に投入してくるの正解過ぎる…ハッピーの嵐、切なさのKinkiみたいにシーンを意識して楽曲組んでるのかなあ。選曲の最高さいい加減にして沼が深すぎる

・ジュリエットが歌うKinki、女性が歌うの新鮮。この舞台は俳優さんもジャニーズ楽曲歌うから、ジャニタレとは違うアプローチで曲を聴けるのが嬉しい楽しい

・曲の中盤までロミオが出て来ない

・教会でのパイプオルガンアレンジの「愛されるより 愛したい」、マジで尊い、本当の意味で尊い

 

9.「Real Face」KAT‐TUN

☆ジュリエットが死んだと勘違いするロミオが死ぬ決意をするシーン

 

・何回だって言うけど「リアルを手に入れるんだ」で、自分が死ぬための毒薬を手にするロミオ様しんどすぎない?????好きすぎる

・ラップはマキューシオが担当だった。EPCOTIAではラッパーやってたまっすーのリアフェラップ聞きたかった…しかしリアフェを歌うまっすーが見れたのがもう幸せ。

・同期の中丸くん、亀梨くんがいるKAT-TUN。「もしかしたらまっすーもKAT-TUN」の可能性だったり、デビュー曲を聴くと「6人で活動するKAT-TUN」だったり。あったかもしれない未来に思いを馳せてしまう。

「あったかもしれない未来に思いを馳せてしまう」観客の心情。

ロミオとジュリエットとの幸せな未来を考えるときにも「あったかもしれない未来に思いを馳せてしまう」そういうリンクを狙ったのだとしたらやばい。入所同期を利用したメタ構造だったら選曲最高すぎておかしくなりそう

 

 

10.「愚か者」近藤真彦

☆ジュリエットの仮死体を見たロミオのシーン

 

・横たわるジュリエットをバックハグで起こして支えて顔の横で歌うロミオ。悲しい。私の隣に座ってた若い女の子が小さい声で「ひえっ」て言ってしまうくらいには顔が近い

・「愚か者よ 私の腕にほほをうずめて 今夜は眠れよ」の歌詞の完全再現

・このシーンではすでに門田と里衣がカップルになってるので、生々しさすら感じてかっこよくてほんとやばい。門田の成長が色気が尋常ではない

・「愛されるよりも愛したい」に続くパイプオルガンアレンジ好きすぎて、全曲教会で歌ってほしさある

・歌い終わった後にロミオ衣装を脱いで畳む動き、畳み方・置き方が超丁寧で、大好きな増田貴久を見つけてしまった

 

11.「君だけに」少年隊

☆天国でのロミオとジュリエット

 

・天井から小さいライトがぶら下がってきて、星空ができた。そして大量のスモーク、あそこは雲の上

・パンフ参照、舞台タイトル「Only You」はここから来ている曲。わたしにとってもまっすーはOnly Youだよ最高

・門田がロミオを通してだんだんイケメンになっていくんだけど、終盤の門田は里衣のために歌ってるのが丸わかりすぎてやばい。すき。このへんは「ジュリエットを好きなロミオ」じゃなくて、「里衣を好きな門田」なんだよーーー!そして「ロミオを演じる門田、を演じる増田さん」を感じさせないの、恐ろしい子…!!

 

12.「weeeek」NEWS

☆ラストシーン、カテコ

 

・門田が「ロミオとジュリエットは関係ないけど里衣が好きだから選んだ」という設定の「weeeek」だけど、それは会場にいる増田のおたくに向けて言われてる気分になるね!?!?そういうところだよ!!!!!

 ・歌い出しの山P→まっすーパートの「行きまーす」がある!さすがにいぇいは無かったけど

・「もうどうしようもない模様 やることいっぱいで気持ちは完敗」まっすーパートを俳優さんが歌う、まじで感謝。増田さんはいつも可愛さに溢れてるけど、俳優さんがやるとかっこいい。

カウコンや歌番組で楽曲シャッフルされる楽しさを、すでに私たちは知ってしまっている。さらにここまで、増田さんが・俳優さんたちが歌う別Gの曲を聴き続けてる訳です。増田パートを他の人が歌ってくれる手厚さに感謝!違う人が別の解釈で歌ってくれると世界が広がる

・曲ラストでまさかの門田から里衣にほっぺちゅー!!!雄みに溢れすぎててかっこよすぎて。せめてここだけでもいいから後世に映像を残してほしい

 

 ・持ち曲weeeekでカテコしてくれるの楽しすぎる!ジャニ主演舞台のホーム感の最高到達点って感じ

 ・舞台を観た人に対して「ちょっとポジティブになるきっかけになればいい(パンフ)」と語っている増田さん。NEWSに応援歌は数あれど、weeeekは「ちょっとポジティブ」にぴったりの曲だと思う。応援歌らしい応援歌ではなくて、weeeekにある応援要素を自分でちょっと拾い上げて昇華していく感じ。選曲がほんとに最期まで最高だった

・4人曲じゃなくて過去の曲っていうのも歴史を感じさせて味わい深い

 

 増田貴久への大好きが止まらない

 「演劇を見るスタンスで」観劇してほしいというご本人の願いを把握しつつも、バイアス掛けずに見るの難易度が高い。だってジャニーズを愛するジャニタレ増田さんが好きだから…そしてそんな人がジャニーズ楽曲を歌いまくるという舞台だから…

でも、間違いなく門田というキャラを好きになる。増田さんが忙しく苦しい中、時間を掛けて作り上げた門田。魅力的だった

 

脚本・演出の佐渡さんが「増田貴久を輝かせるために書いた脚本(パンフ)」と発言しているけど、本当にその通りの舞台で、増田さんのことをさらに大好きになりました。

当日券チャレンジもしたい。 

 

何かあるたびに毎回「好きだ」と思わせてくれて、好きを加速させてくれる自担に感謝しかない!アイドルを全うしてくれてありがとう!

ビジュアルも大学生役に合わせて黒髪最高でした。看板やパンフとだいぶ別人だけど… 

 

 

出ずっぱりで歌い踊り続けるハードな舞台に、15周年の味スタコンサートも控えるハードなスケジュール。

千秋楽までどうか無事で健康に…最高の舞台を応援しています!

 

QLAP!(クラップ) 2018年 07 月号 [雑誌]

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