夢の詰まったギョウザ

エンタメに振り回されてじぶんを見失いつつある

刀ミュ~三百年の子守唄~アルバムレビュー①

みほとせちゃん、アルバムデイリー2位おめでとう!!

何回もすでに聴いているはずなのに全く飽きない楽曲たち、歌詞が公開されて2番までフル収録、本当に嬉しい!!!!

1.脱いで魅せまショウ song by 千子村正

 

はい、最高。

 

この曲がミュージカルナンバーの1発目なみほとせ、始まりからパンチが強い。

刀ミュではおなじみ石切丸の手紙の導入からの、ピンク頭の露出美人村正登場。

 

顕現時のピンクのライトの動きがまた、楽しくて仕方なくて。

しかもライトがらぶフェスでの使いまわしって気づいたときに楽しくなって。

村正の太もものチラリズムに釘付けになる。

それがこの曲「脱いで魅せまショウ」

 

千子村正というキャラクター、理由は調べればわかるからあえて書かないですけど、ゲームで登場した時にユーザーに結構な勢いで叩かれてたキャラだったんですよね…

みほとせの発表の時、キャラ名・キャスト名を唯一その場で発表されなかったのも、期待を煽るというよりは「特別扱い」として受け取った人も見かけたので、本当にマイナスイメージからの登場だった印象。

村正ちゃんは悪くないけどね!キャラクターに罪はないのに。

 

でも、刀ミュが始まってから、明らかに村正推しが増えたのを感じた。

まずは、ミュ村正役の太田基裕さんの顔面の美しさとかっこよさと歌声演技アドリブが良かったというのが絶対大きい。

そして、ミュ村正がゲーム村正の補完となり愛されたからだと思う。

村正がゲームで蜻蛉切が言うように「悪い奴ではない」というのがよくわかるみほとせだった。

 

その大きい力となっているのが、この曲だと思う。

この曲がゲームが表現しきれなかった「村正でやりたかったこと」を表現している。

 

妖刀としての妖しい魅力を表現する、ベース音が響く中から裏声で上がってくるメロディ。ファルセットの多用。繰り返される虜虜虜虜虜…。

歌唱から台詞への滑らかな転換。

「その刹那に見せる甘い痛み」の歌詞のところの歌唱からの台詞の色気、すごい。

太田さんありがとう。もうこの1フレーズだけでミュ村正の強さがわかる。

 

それに続く

「ワタシの妖しい魅力/伝説に誰もが踊らされる/でも/花も実もあるのデス」

という歌詞にみほとせの劇中で、村正が見せ続ける『伝説が独り歩きしている、妖刀としての自分の葛藤』のようなものが見えている。

 

「終わりの見えない戦いの旅もいつか草鞋を脱ぐ時が来るでショウ」

「その時まで/アナタはワタシの虜/虜/虜/虜/虜」

曲の冒頭から低め→高めのキーの流れだったのが、ここで低音で音程も大きく動かなくなる。

虜…のところは音程が上がっていったらテンションが上がるだろうけど、あえて動かさないことで、逆に印象に残るフレーズになっている。

 

この一曲で妖しい魅力に溢れる村正沼に突き落とされる。

ビジュアルから、メロディから、歌詞から、演出から、ダンスから…あなたはどこから??わたしは太ももから!

 

2.勝利の凱歌

ぼおおおおおおおおおおおおお

法螺貝が鳴ったら出陣!刀ミュのお約束だけど、出陣曲に収録されたのは初めてだよね!

阿津賀志山異聞の「勝利の旗」は吠え、幕末天狼伝の「爪と牙」は掛け声で、こちらの気持ちを高めてくれたけど、法螺貝!!!

4人での出陣でどうなることかと思ったけど、すぐ合流できてよかった。

6人が劇中で初めて集合したところで刀剣乱舞につながるのアツい。

 

勝利の凱歌は劇中のシチュエーションを反映しているようなPVも素晴らしい。


刀剣男士 formation of 三百年 『勝利の凱歌』 Full PV

最初4人から始まるのも、石切丸と大倶利伽羅が刃を交えるのも、山中ロケも、城をバックに撮ってるのも、にっかりと大倶利伽羅が山中ダッシュしてるのも、物吉きゅんが風車眺めているのも、最後の石切丸がさすがの機動10なところも、何もかも好きしかない!!!!!!

 

物吉くん推しとしては舞台版の「行くぞ/倒せ」を歌う物吉くんの勢い好きだったから、アルバムバージョンだと違うのがちょっと残念であったりする。

余談だけど、みほとせで一番「行くぞ/倒せ」が似合うのは蜻蛉切さんだと思う。

 

みほとせでは「刀剣乱舞」以外で唯一の茅野イサムさんの作詞曲。

回を重ねるごとに減る茅野さん曲…さみしい。

浅井さやかさんの詞ももちろん好きだけど、刀ミュの顔は茅野さんというイメージがあるから…。

オリコンウィークリー1位おめでとうございました!誉ぽん!

 

 

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 つはものどもがゆめのあと観た後だと、三百年の子守唄は、とても、背景と舞台セットがシンプル…